本当の理想の相手の見つけ方
今日はある勉強会に参加したのですが、その勉強会はいつもスタート直後にアイスブレイクがあります。
「今日のお題は何にしましょう?はい朝倉さんっ」と当てられました。
私はとっさに「自分の好きなタイプ!」と答えました。
10数名の方がいたのですが、出てくる答えがとても興味深かったです。
一例をあげますと・・・
「目が大きい人」
「自分の話をちゃんと聞いてくれる人」
「ケチじゃない人」
「松竹梅で選ぶときに梅を頼む人は無理」
「尊敬できる人」
「〇〇〇さん(自分の妻の名前)」
「話しやすい人」などなど、いろんな回答が出て面白かったです。
私は「母性本能をくすぐる人」と答えました(笑)
理想の相手に関する気づき
私は自分の理想のパートナー像は昔からずっと変わらず、”年上で包容力があって器が大きい人”でした。
思い返せば、私のこの理想は幼少期の経験に深く根付いているように感じます。
私の父親は子供に対して積極的に愛情表現を示す人ではありませんでした。
家族のために一生懸命働いて養育してくれたことは十分な愛情と理解していますが、ものすごく愛されていたという感覚があまりないです。
長女ということもありいつの間にか「親には甘えてはいけない」「しっかりしなきゃ」と思い込んでしまったようです。
なので、理想の相手には心の空白を埋めてくれる父性を感じさせるような人物を求めていたのでしょう。
ところが、結婚相手は対等のパートナーであり父親ではありません。
いつも擁護して甘えさせてくれて成長を見守ってくれる存在ではないのです。
昔は自分の求めているものが全く受け入れられないことで、よく夫と衝突をしました。
本当の自分が求めるもの
ぶつかり合いながらも、二人で子育てをし、いろんな経験をしてくる中で、私の考え方はいつの間にか変わっていきました。
「こうでなくちゃいけない」と思い込んでいた固定観念はどんどん崩れていきました。
「常識的に考えて・・・」とか「普通は・・・」という発想がいかにエゴであるか。
私が本当に求めている理想のパートナーは、「一緒にたくさん笑える人」だと気づきました。
一緒に笑うためには、同じ感性を持っていないと不可能です。
私は日常の中でささいなことで笑いあえたときに、心がとても満たされて幸せを感じます。
そうすると、もっともっと相手を笑わせてやりたいと思えてきます。
最近は、毎朝夫が新聞を読んでいるときに頭(ほとんど毛がない)を優しくポンポンするのが日課です。
これは私なりの愛情表現(笑)
「よくがんばってるね」「毎日ありがと」の気持ちを込めて、はげ頭をポンポンしています。
理想とは頭で描くものではなく心で感じるもの
理想の相手について考えるとき、相手と何度か会っていく中で、自分の感情がどう動くのか、どんなフィーリングを感じられるのかが決め手になっていくと思います。
プロフィール上の条件は大事ですが、プラス感情が動かないと結婚には進めないでしょう。
感情はドキドキする恋愛感情だけでなく、一人の人間として信頼できる、10年先20年先も一緒に生活するイメージが持てる、というような安心だなと思える感情が不可欠です。
パートナーと関係を築いていく中で、自分の本当の願いが見えてくるのだと実感しています。
自分と向き合い、相手を理解していくことで、理想の相手に対する認識も変化していくのかも知れません。
自分の心の声に従って、最終的にたどり着いた相手こそが本当の理想の相手なのです。
あなたはパートナーと一緒にいることでどんな感情を味わいたいですか?
感情を先取りしてイメージする。
言葉で表現する練習をする。
このことが、理想の相手との出会いに繋がっていくのです。