「いい人がいたら結婚してもいい」と言う人は結婚できない

未婚の方たちとお話していると、ときどきこのセリフを聞きます。

「いい人がいたら結婚してもいいなと思ってます」

あるいは

「相手を探しているんですが、なかなかいい人がいないんですよね」

私が未婚でフリーだったら同じこと言っているような気がします(笑)

「いい人がいたら結婚してもいい」が軽い冗談トーク、挨拶がわりなら全然問題ないですよ。

でも、もし真剣に思っているとしたら要注意です。

多くの婚活者の方をサポートしてきた経験があるからこそ、お伝えしたいことです。

「いい人がいたら・・・」の罠

いい人がいたら・・・と、ぼんやり思っている状態は、”待ちの姿勢”になっている状態だと思います。

運命の出会いを期待して待っているだけでは、結婚までたどり着くことはほぼ無理でしょう。

なぜなら、人生のパートナーを得るための心の準備が不足していることが多いからです。

もし素晴らしい相手が現れたとしても、相手から好かれなければ関係は進展しません。

自分にとってのいい人って一体どんな人なのでしょうか?

具体的に言葉にできますか?

結婚したいと本当に望むのであれば、「自分にとってのいい人像」をつかんでおきたいです。

そして、どんなタイミングで ”いい人と出会ってもいいように” 自分自身を磨いておく必要があります。

プロフィールを自分で書いてみる

いい人がどんな人か知るためには、まず自分自身のことを知ることです。

自分を知らずに相手を理解することはできません。

そのためにプロフィールを自分で書いてみることをおススメします。

プロフィールは自己紹介に使うだけではなく、自分を知って言語化するための手段として活用することができます。

自分のことについて真剣に考え、何度も書きなおしているうちに自分の価値観や個性が明確になってきます。

練習と思ってぜひやってみてくださいね。

これをそのまま公表するわけではないので、まずは思っていることを素直に書き出してみてください。

プロフィールを書く際には次のポイントを意識してみましょう。

自分の大切にしていることを明確にする

価値観や信念は結婚生活において大きな影響を与えます。

日々の生活で大切にしていきたいことをイメージして言語化しましょう。

どんなライフスタイルを送りたいのか、どんな未来を望んでいるのか、考えてみましょう。

たとえば、「ありがとう」の言葉をちゃんと言い合いたいとか、会話できる時間は毎日ちゃんととりたいとか、食事は大切にしたいとか・・・細かいことでも全部書き出してみましょう。

自分の好きなことをリストアップする

趣味や興味は日常生活における充実感をあげてくれます。

共通の趣味でなくても、新しいことを知ろうとする好奇心があれば、また世界が広がります。

いつかやってみたいこともあげてみてください。

家族や友人が自分をどう見ているのかを書く

他者の視点から見た自分を知ることで客観的な自己評価ができます。

職場の人や家族友人からどのように言われることが多いですか。

わからなければ、ちゃんと答えてくれる人に聞いてみるとよいでしょう。

その時は「自分のいいところってどんなところ?」と聞いてみてください。

自分を肯定できる面をしっかり書く

自分の長所や強みはどんなところでしょうか?

自分のことを差し引いたり卑下する必要は全くありません。

自分のここが好きだと思う点をあげてみてください。そこが強みで個性なんです。

他人と比べて判断するのではなく、自分で自分を認めてあげることが大事です。

さいごに

婚活をする上で最も大切なのは、「自分を知ること」です。

自分を知らなければ、相手を理解することはできません。

パートナーシップを真に築いていける相手と出会うために、「いい人がいたら」と待つだけでなく、自分磨きと自己理解を深めていきましょう。

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